言われないと動かない人への対処方法を知りたい方へ
周りの指示が必要です!
発達障害の特性「社会性の障害」によって
人が助けを必要としているのに気づかなかったり
みんなで作業している時に
一緒に作業しないなどの行動をとります。
それによって周りからは
「空気が読めない」
「気を使ってほしい」
「協調性に欠けてる」
と評価をされてしまいます。
よくあるトラブル
@助けを必要としていたり、
忙しくしているときに手伝わない
A共同作業に関わらない
自分の仕事が終わったら他の事は何もしない
B言われないと動かない
自分から積極的に仕事を探す気がない、
指示されないと動かない
これらのトラブルは特性によるもので
本人に全く悪気はありません。
社会の暗黙のルールである
「自分がの仕事が終わったら他の人の仕事を手伝う」
という事を、理解できないゆえの行動です。
対処方法は?
@具体的な指示を出す
「○○さんの仕事を手伝って」
「△△分くらい、一緒に作業して」
発達障害の人の特性を踏まえ
具体的に何を手伝ってほしいかを伝える
A仕事が終わったら課題を出す
やっている仕事が終わったら
少し休憩を与え、
次の仕事を具体的に指示します
人の仕事を手伝わなかったり、動かないと
どうしてもイライラしたり、叱ってしまいがちです。
しかし怒ることは逆効果なのです。
それをやらなければいけないということに
気づいていないので
伝えることが一番の対処法です。
できれば次の仕事を出す前に
既に終わった仕事に対して評価をしてから
指示を出します。
本人は「がんばりを認めてもらえたんだ」と感じ、
誇りをもって次の仕事を始める事ができます。
次のページでは仕事が遅い人への対処方法
についてお話します。
時間の管理が苦手な人が会社にいる方必見!
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