日記療法でコミュニケーション能力を上げたい発達障害の方へ
私もこの方法で成長できました!
人付き合いが苦手、マナーがなってない
等と言われてしまいがちな発達障害の人も、
この日記療法を行う事で
社会性をアップする事が出来ます!
発達障害自体は治療法がみつかっておらず、
完全に治療するという方法はありません。
しかし、日記療法のような
適切な療法を行うことによって
プラスな面を引き出す事が出来ます。
日記療法の方法について、お話しします。
日記療法はどんなことをするの?
- 自分自身の問題点を書き出します。
自分が失敗した事などを書く。
例)仕事中のミス・友達とのトラブル失敗した事に関し、病院でアドバイスを受ける。
その日記を通院時にお医者さんに見せて、
その問題点についてアドバイスを受ける。
例)人から指示を受けたら、メモを取るなどアドバイスしてもらった事を実践する
同じような場面に遭遇したとき、
医師のアドバイスを思い出し、実行してみる。
例)上司からの指示を受け、即座にメモを取る
これが、日記療法です。
問題点は仕事の事、対人関係のこと等を、
日記のように書くと良いです。
この方法を続ける事で、
問題が起こりやすい場面を指摘してもらえたり、
自分自身で気づく事ができたりして、
次回から気をつようと意識する事が出来ます。
そしてアドバイスをもらって行動していくうちに
社会性やコミュニケーション能力がアップして
人付き合いが少しずつ上手になってきます。
ですが、そのプラス効果はとても大きいのです。
この治療の目的とは?
行う方法です。
日記療法を行う事で、
医師から手助けを受けることができます。
自分だけで問題点について考えても
解決しなかったり、良かれと思って行った方法が
逆にトラブルを招いてしまいかねません。
問題に気づく→改善→少しずつ成長→出来る事が増える
その結果、
社会で独り立ちできるようにするのが目的です。
日常生活の質を高めてくれる、先導となってくれるのです。
次のページでは薬物療法について
お話します。
二次障害や併存障害には薬物療法?
関連ページ
- 発達障害の原因@親のしつけ
- これまで発達障害についてあまり知られていなかった頃は「親のしつけが原因」という考えもありました。しかし今ではそれは全く関係ないという研究結果がでています。それでは発達障害はどのように起こるのでしょうか?
- 発達障害の原因A遺伝と環境
- 脳の機能のひとつ「認知」がかたよることによって起こる障害が発達障害です。ではなぜ、認知にかたよりが出来るのでしょうか?このページでは遺伝的要因、環境的要因についてお話しします。
- 発達障害と同時に心の病にかかる可能性がある!
- 自閉症スペクトラムなどの発達障害は心の病ではありません。しかし、心の病気と似た症状があったり、心の病気も同時に併発する可能性があります。このページでは心の病気についてお話します。
- 発達障害の二次障害とは!?
- 発達障害には鬱病、ひきこもり、アルコール依存などの二次障害を伴う可能性が高いと言われています。このページではあらわれやすい症状と、二次障害の改善方法についてお話します。
- 大人と子供の相談場所
- 最近「発達障害」のことについて様々な情報がメディアにでています。そして自分も発達障害の症状にあてはまる!と思う方も少なくありません。このページでは発達障害をどこに相談したらよいかというお話をします
- 発達障害の受診をするときは?
- なぜ発達障害の受診を家族でするのがよいのでしょうか?実は家族で受診することによって不安緩和などをはじめ様々なメリットがあるのです。このページでは家族受診のススメについてお話します。
- どんな検査をするの?
- もしかしたら自分も発達障害かも?と思って初めて病院にいこうとするとき、どんな検査を行うか分からないと不安ですよね。このページでは初診でどのような検査をするか?どのような事を聞かれるかなどをお話します。
- ウェクスラー式成人知能検査について
- みなさんは知能検査のひとつ「ウェクスラー式成人知能検査」についてご存知ですか?この検査は大人の発達障害について調べる時にはかかせない検査方法です。このページではその検査内容についてお話します。
- 薬物療法について
- 残念ですが、発達障害そのものには薬物療法が使えません。しかし、併存障害や二次障害には薬物療法を使う事が出来ます。このページでは使われている薬やそれぞれの疾患についての治療方法をお話します。
- 「発達障害です」と診断された!
- もし病院で発達障害という診断結果が下されたらあなたはどう思いますか?このページでは発達障害を前向きに捉え、この先の長い人生に発達障害の特性をどう活かしていけるかをお話しします。